こんにちは。ティ・エヌ・ケイ企画の冨成です。

実際にお店に来てどんな店舗にしたいかお話を聞くことを大切にしている中で、
これから運営したいオーナー様からご質問されることとしていくつかありますが、中でも多いのは、『空間づくりのポイントってなに？』という内容です。

皆さんは自分で店舗やカフェ、ブティックなどをオープンしたい時どんなイメージの空間づくりがしたいですか？少し想像してみてください。
私たちの生活する周りには様々な空間があるはずです。何を食べるかよりも誰とどんな空間で食べるかの方が重要だよね！なんて言葉を耳にすることもあるでしょう。

私たちが提供する空間はどんなに小さなことでもオーナーさんの想いや、そこで時間を過ごす人の想いを想像しながら地域の人たちに寄り添ったデザイン作り・施工をしてきたこともあり、初めてのオーナー様方に安心してご依頼いただけるよう日々過ごしております。

本日は、『空間』をテーマにお話ししようと思います。

　～3つのポイント～

1. 機能性：空間はまずその機能を果たすものだと考えます。
   例えばレストランならばお客様がリラックスして料理を楽しむことができる空間設計が求められます。まずは『効率的な動線づくり』、その導線を意識した『必要な機器の設置位置』をいかに考えることができるかが需要です。これらに焦点を置いたことにより、ご来店いただいたお客様へのサービス向上に繋がってきます。例えば、ラーメン屋さんをイメージしてみてください。お客様は早く熱々のスープと麺を食べたい！と来店されます。そこで導線が悪いとお客様への提供までに時間がかかってしまい、どんなに美味しいラーメンでも満足度は落ちてしまいかねません。機能性はとても重要なポイントですね。
   
2. デザインと美観：魅力的な空間づくりにデザインは欠かせません。
   デザインや色使い、照明等により、品格や雰囲気を演出することができます。また空間全体を通して一貫性のあるデザインを心がけ、訪れたお客様に感動や喜びをお届けすることが重要になってきます。もしも素敵な相手と特別なお食事を食べている際に、マイナスな心理になりやすい色合いの壁が見えたり眩しすぎる照明の下で料理を提供されたらどうでしょうか？それだけでせっかくのお食事時間がどこか悲しくなってしまいますね？それ以外にも家具と内装の統一感も大切です。
   
3. 心地よさ（快適性）：心地良い空間とは、ただ見た目が美しいだけではなく、適切な照明・気持ちいい音環境・快適な温度と湿度が保たれ、利用者が心地良く感じることができる空間です。
   空間を訪れた人々が、そこで過ごした時間をより価値あるものと感じられるような環境を作ることが何よりも重要なのです。２つめのデザインと美観とはまた異なる要素になります。綺麗な図面を書けばいいわけではなく、そこに訪れた人にどんな感情になってもらいたいかなどオーナー様の想いを大切にすることが必要です。また、ご来店いただいたお客様が直接手に触れる部分の素材感も重要視することが大切です。例えば、木のぬくもりを感じていただきたいなどが挙げられます。少し価格が高い場合もありますが、以外と重要なところが椅子の座り心地だったりします！

拘りを加えれば、予算の中ですべてかなうのか、金額がオーバーしてしまうのではないか、初めてだから拘り過ぎるのも難しいな、などのお悩みはありませんか？
今抱えているお悩みをため込まず、相談してみてください。周りにいる知り合いの方でもいいでしょう。

皆さんはどんな空間でどんな素敵な瞬間を多くの人に過ごしてほしいですか？