設計：株式会社飛鳥社寺
施工：株式会社ティ・エヌ・ケイ企画

虎ノ門にある立飲みバーになります。
東京タワーが見える場所にあり、店内にはハイカウンターが並んでおり、
気軽に立ち寄える空間づくりをしました。

・テナント床面積 27.3 ㎡（8.36 坪）の半分を占める厨房と多目的便所の設備機器は既に設置され
　ており、客席部分についてのみ意匠計画を行った。
・客席部分は 3 面をガラスで覆われており、時間や季節と共に移りゆく都市風景を借景とするこ
　とができるロケーションを活かした設計にすることで、近隣の飲食テナントの中でも得難いものがあ
　るようにした。
・定員は 16 名程度

■什器のこだわり
・カウンター天板や天井ルーバーと同様に、什器類も無垢材で簡素なものを選択。
・桧桝にグラスを入れた無垢材のトレーを来客セットとして、そこに青磁の小皿で料理を提供。
　また、蛇の目の徳利やぐい飲み、白山陶器の G 型醤油差しなど、普遍的なデザインの器を採用。

■まとめ
・このように都市風景と一体化した空間は、東京でも前例のない角打ち店舗。
・虎ノ門地区のみならず近隣に勤務・居住する老若男女の皆様に、気軽に立ち寄って
　いただける気分のよい社交場となれば幸甚だと考え設計。